創世記の蛇は本当に話をした?
蛇が神様から呪いを受け、話せなくなったという人がいます。
エデンの園にいた野の生き物である蛇が、
エバに近づき善悪の実を食べなさいと「話しかけます」。
エバは自然にその蛇と言葉を交わします。おかしいでしょう
旧約の詩編に、創世から隠されたものという御言葉が出ます(詩78:2)。
創世記の御言葉は文字通りに見る内容もあるけれど、
その意味が隠されて「解釈した時」理解できる御言葉もあります。
それでは蛇について見てみましょう。
1. 創世期の蛇は本物の蛇でしょうか
黙示録に、昔の蛇はすなわち悪魔サタンだと記録されています(黙12:9、黙20:2)。
もともとサタン、悪魔は神様のそばにいた天使でした。
しかし神様より高くなろうという欲のため、
神様を裏切って犯罪を犯した天使になってしまいました(イザ14:12-15、Ⅱペテ2:4)。
彼らは霊的な存在なので人の目には見えません。
しかし約2000年前のサタンは、
イスカリオテのユダの心に、イエス様を売ろうという考えを入れたように(ヨハ13:2)、
人を動かします。
2000年前、イエス様腐敗したユダヤ教の牧師であるパリサイ人に
「蛇よ、まむしの子孫よ」と言いました(マタ23:33)。
蛇のような偽りの牧者が教える嘘は、人の霊を殺してしまいます。
また神様の息子であるイエス様を異端だと言って、
信じることができないように(使24:5)。
また信者を一人伝道すれば、
自分より倍も悪い地獄(ゲヘナ)の子にした(マタ23:15)。
創世記でもエデンの園のエバを嘘で惑わせ、
霊を殺した人を蛇にたとえたということです。
2.蛇は本当に話せたでしょうか?
蛇はもともとは話していましたが、神様にのろわれて話せなくなったという人もいます。
はたして、本当にそうでしょうか?
旧約聖書の創世記に、蛇呪いを受けて這いつくばい、一生、土を食べるとは書かれていますが、
「話せなくなる」という呪いはどこにも書かれていません。
そうであるならば、蛇は今も話せるはず
創世記に出てくる蛇は人だったので、話すことができ、エバとも自然に会話ができたのです。
3.「蛇は呪いを受けて土を食べたのでしょうか?」
神様は、蛇に呪いをかけたとき、土を食べるようになるとおっしゃいました。
ところが、現在に至るまで土を食べた蛇はどこにもいません。
カエルや獣を捕って食べるのです。
これも比喩であり、正確に解釈することで理解できます。
マタイ福音書に、道端、岩地、いばらの地、良い畑の4種類の畑が出ます(マタイ13:4-9)。
しかし、これは実際の畑ではなく4種類の「人」について話したものです(マタイ13:18-23)。
つまり、土地や畑は人を意味するということです。
蛇が土を食べるのは、どういうことを意味でしょうか?
神様は、ペテロにいろいろな種類の獣を見せ、
その獣たちを捕まえなさいという幻を見せてくださいました(使10:11-23)。
その幻の意味はペテロに異邦人を伝道することを、
獣を捕えて食べるという幻で示したものでした。
蛇はサタン、悪魔であり、悪魔の霊が入った偽りの牧者です。
イエス様と弟子たちのように、御言葉で生まれ変わった人は、
偽りの牧者達が捕らえて食べることはできません。
しかし、御言葉を知らない土のような人たちは、
悪魔に惑わされ、悪魔の所属となってしまいます。
御言葉を心の畑に植えて大きな木になり、成長した人になると、
蛇は私たちを簡単に狙うことができません。
私たちもイエス様のように御言葉の杖で武装して蛇を捕えに行くのはどうでしょうか
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